やまびこ医療福祉センター

親子ことば遊びの会
9月9日(土)の親子ことば遊びの会には,11家族の皆様にご参加いただきありがとうございました! 講師は,定期的にご指導いただいている言語聴覚士の佐藤先生です。 まず,ことばの発達について簡単に講話を聞きました。内容は,光山はぐくみハーモニーが設立当初から取り組んでいる「インリアル・アプローチ」です(^-^) 子どもとかかわる基本姿勢の「SOUL」や,パラレルトークなどの具体的な7つの技法について分かりやすく教えていただき,出席者の皆さんからも好評でした! レクリエーションもとっても楽しかったです!自己紹介では,ことばの一音ごとに手を叩いて拍(モーラ)の意識することができました。「はこんで はこんで」では,親子一緒にボールを運びます。これは他者意識の向上を図るもので,ゴールしたときのハイタッチで一緒に達成感を味わうこともできます。他にも「どっちどっちゲーム」や「パパママおしえてゲーム」なども盛り上がりました!最後は,「しあわせなら 手をたたこう」の替え歌で,感情の表し方(言語化や動作化)を学ぶことができました! 今後もこのような機会をできるだけ多く提供できるようにして参りたいと思います!
親子運動遊びの会
今年度の保護者・職員合同研修会は,親子一緒に活動できるものを企画しました。 その第一弾が親子運動遊びの会です!当日は10家族11名の子どもの皆さん,兄弟姉妹の皆さんに参加いただき,楽しく活動することができました。 前半は子どもの発達の発達の段階や子どもにとっての遊び,発達と感覚の関係について簡単に講話をしていただきました。後半はいよいよ親子運動遊びの始まりです!全部で9つの遊びを紹介していただきました。皆さん,「やったことある!」というものもあれば,初めてものもあったことでしょう。まずは先生が動画を交えて,遊びのポイントや実際の動きを説明してくださるので,とても分かりやすかったです!活動が進むにつれ,笑い声や笑顔があふれだしました(^-^)  それぞれの遊びの中には,子どもさんと目を合わせるポイントが多く設定してありました。目を合わせることで,「ぼく,わたしのことを見てくれている!」という安心感や満足感を子どもたちが感じ,それが自己肯定感へとつながるのだと実感したところです(^-^)。 「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね! 第2弾は,9月に親子ことば遊びを行う予定です!
4月のやまびこさん
今年度もやまびこ医療福祉センターから,毎月OT(作業療法士)とST(言語聴覚士)の先生を派遣していただき,助言をいただけることになりました!4月は,OTの先生に運動遊びの様子を見ていただきました。 体幹やバランス感覚を強化してきたいということで,乳幼児の発達の段階に沿った動きを行っていきます。 子どもたちが楽しく取り組めるように,動きの様子を動物や乗り物,植物に見立てて,変身しながら取り組む設定にしました(^-^) どのような動きかというと・・・ ①どんぐり。仰向けになり,ゴロゴロと転がる。 ②飛行機。うつ伏せで手足を上げる。 ③カメ。うつ伏せのまま,手足を動かして前進する。 ④ウマ。四つ這いで前進する。 ⑤ゾウ。高這いで前進する。 ⑥フラミンゴ。片足立ち。 という内容です。 半分くらいの量にして,一つ一つをもっとじっくり取り組んでもよかったかなという反省も挙がりましたが,子どもたちは積極的に取り組んでくれました! 活動後は先生を交えてのミーティングです。頂いた助言をご家族へもフィードバックすることで,連携を深めながら療育にあたっていきたいと考えています! 他の写真も確認できますよ!
12月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣事業
12月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣事業では,運動遊びで粗大運動(ジャンプ,四つ這い)と指先の活動を行いました(^-^) ①ジャンプする ②積木パズルをする ③トンネルをくぐる ④サンタの顔を貼る というように,粗大運動と指先の活動が交互に出てくるようにして,子どもたちの集中の持続を図りました。 また,活動の最後に制作活動で作ったミニツリーをプレゼントとして渡すことで,活動の目的意識や達成感などを味わえるようにしました。 ジャンプの場面では,距離に変化をつけたり跳び方を選択したりできるような,個に応じた工夫が必要だと感じました。 また,積木パズルはパズル面を探す作業の難易度が高かったのでは,とご指摘いただきました。まずは,平面の組合せで成功体験を積み重ねていきたいと思います(^-^) やまびこの先生に初めて会う子どもさんもいたのですが,緊張することなく積極的に活動に取り組んでいたのも印象的でした! 「続きを読む」から他の写真も確認して見て下さいね。
10月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣日
10月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣では,午後の部で運動遊びについて助言をいただきました。内容は,手押し車とボール投げです(^-^) 手押し車はこれまでも継続して取り組んできた活動です。抗重力作用のある活動で,重力に逆らって腕を伸ばすことで体幹等が鍛えられていきます。子どもさんの様子に合わせて骨盤や膝,足首で支えていましたが,初めて経験する子どもさんにはなかなか難しい活動でもあります。 そこで,手押し車の前段階の活動として,膝をかかえて丸まったまま横に転がったり,膝を抱えて丸まった状態で両足を上げて転がらないようにしたりする活動といった,腹部に力の入る活動をいくつか紹介してもらいました!今後の活動で実践していきたいと思います。 ボール投げでは,友達とペアになって活動したので,コミュケーションのよいきっかけにもなりました。こまた,ビジョントレーニングについてもアドバイスをいただきました。ボーリングやバスケット,的当てなど,遊びの中で様々な投げ方が経験できるように,活動内容を考えていきたいです(^-^) 「続きを読む」から他の写真も確認できますよ!
9月のやまびこさん~色遊び~
9月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣事業では,午前の部の社会性遊び「色・形遊び」について指導助言していただきました。この色・形遊びは7月から継続して取り組んでいる活動で,今回は主に色を取り扱う内容です。 活動は ①お題の色を受け取る。 ②床上の同じ色の線をたどって前方の机まで行く。 ③同じ色のカードや物を探す。 という流れです。 一見するとすんなりできてしまいそうなのですが,子ども達は前方の机が気になって仕方がありません(^^;)  ②の床上の線に注意を引きつけたいなら,机の前にパーテーションなどの目隠しがあると効果的だとご指導いただきました。 ③のマッチングの場面では,個に応じた内容を準備しました。色,形,半具体物と3つの要素にチャレンジする子どもさん,その中の2つの要素にチャレンジする子どもさん,型はめの刺激を取り入れた課題に挑戦する子どもさん,といった具合です。 今後は,活動を促したり順番を待ったりするときに,視覚的なアプローチや直接体に刺激を加える等の,個に応じた支援を深めていきたいと考えています(^-^) 「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね!
8月のやまびこさん~社会性遊び「色・形遊び」~
8月は午前の部の療育を,OT(作業療法士)の先生に見ていただき助言をいただきました。内容は「色・形遊び」で,今回は色に重点を置いた活動となっています。 提示されたカードの色とマッチングさせていくわけですが,今回は三段階のステップを踏んでいきます(^-^) まずはライン渡り,次にトンネルくぐりが待っています。これらは,3色から自分の色を探します。最後は,食べ物や乗り物などのカードの中から,同じ色を見つけるという仕組みです。 活動全体を通して,「待つ」ことへの課題が挙げられました。「待つ」という意味が分からず,難しい子どもさんに対して,感覚刺激を入れて待つ,職員が「次は何色かな?」などと話しかけて一緒に活動に参加しながら待つ,などの方法を教えて頂きました。 また,失敗や負けを気にしている子どもさんの場合,ボールを拾って集めるみるというような活動だけではなく,逆にボールを床の〇に入れたら点数が入る,たくさんジャンプして器からボールが少なくなるようにする,といった遊びも大切だとアドバイスいただきました。 7月から継続して取り組んでいる活動ですが,今月もさらにブラッシュアップしていきます!
7月のやまびこ医療福祉センタースタッフ(ST)派遣事業~イラスト神経衰弱~
7月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣事業では,ST(言語聴覚士)の先生に午後の部の活動の助言をいただきました。 活動は子ども達の好きなものがカードになった,イラスト神経衰弱です!カードの名称を言葉で発したり位置を覚えたりして,発語や短期記憶,集中力の向上を図るのがねらいです。この日は7名の子どもさんが登園していましたので,2グループに分けてより目の届きやすい環境を設定しました。 ゲームを進めていく中で,ゲットできたカードの名称を職員が子どもさんに尋ねる場面がありました。しかし,なかなか言葉が出てきません。これはSTの先生によれば,「(この子どもさんの場合は)聞かれていることは分かるが,言葉が咄嗟に出てこずに答えられない様子」という事でした。このような時は,ゆっくり伝える,ゆっくり関わるということを意識することが大切なのだそうです。大きな集団では目の行き届かないことも多いので,やはり小集団+個に応じた対応が大切だという事のように感じます。 ブラッシュアップさせながら,また活動していこうと思います。 「続きを読む」から他の写真も見て見てくださいね(^-^)
6月のやまびこ医療福祉センターOT指導助言~粗大運動~
6月のやまびこ医療福祉センタースタッフ派遣事業は,OT(作業療法士)の先生に来ていただき,午後の部の療育について指導助言していただきました!内容は粗大運で,特に腕の使い方やバランスに重点を置いて,活動を組みました。 まずは,台車の活動です。これは四つ這いを意識した活動で,これらの動きは姿勢保持のためにとても大切なものです。姿勢保持=体をコントロールできるという事が子どもたちの自信につながっていくのだとご指導いただきました。また,体の動きがスムーズになってくると,会話もスムーズになってくるのだそうです。 次に,平均台とゴム渡りを行いました。前述したとおり,バランス感覚を養いながら体の動きをスムーズにしていくための活動です。動きのスムーズさには,動きの切り替えが大切になってきます。不安定な姿勢で止まるといった抗重力作用のある活動(だるまさんがころんだ 等)が有効なのだと教えて頂きました。 体の使い方が会話にまで影響するのだと知り,大変勉強になりました!今後の療育に生かしていきたいと思います。 「続きを読む」から他の写真も見てみてくださいね(^-^)
保護者・職員合同研修会【ST編】
6月10日(金)は,先月に引き続きやまびこ医療福祉センターより先生をお招きして,保護者・職員合同研修会を行いました。今回も,ST(言語聴覚士)という専門的な立場からのポイントをご指導いただきながら,事前に集めていた各家庭からの質問等にも答えていただきました。 研修後にご協力いただいたアンケートからは,ノンバーバルコミュニケーション(対人コミュニケーション機能における非言語コミュニケーション:身振り,視線,発声,表情,からだの動き,手話など)や,インリアルアプローチ(日常生活の中でできることばを育むための方法:ミラリング,エクスパンション,パラレルトーク等の技法)の大切さがよく分かったというご意見をいただきました(^-^)特にインリアルアプローチは,私たちが普段から意識して取り組んでいることでしたので,保護者の皆様に知っていただけて嬉しく思いましたし,私たちもその重要性を再確認することができました! この研修を今後の療育に活かして生かしていきたいと思います(^-^)

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